しっかりした造りの中古マンションをご購入されたY様
家族構成や生活様式にあわせて間取りや内装を大規模リフォームされました。
当初、 造りつけ家具と大きな収納をご希望でしたが、ご予算が足りない・・・
そこで、IKEA(イケア)や通販などで購入したものを作りつけ家具のように組み込むことにしました。
その結果、予算内で驚くほどの素晴らしいリフォームができました。
Y様邸(宝塚市) マンションリフォーム
リフォーム前
内装と間仕切壁をすっかり撤去した状態。
もちろん、事前に構造をしっかり調査し、建物の構造上撤去できないものはそのままです。
リフォーム後
リビング
白を基調にした、広々としたリビング
フローリングには無垢材を使用し、オスモの自然塗料を塗布することで、自然の風合いを保ちながら撥水効果も持たせています。
照明はダウンライトと、ペンダントライト、シャンデリアなどを組み合わせて雰囲気のあるライティングができあがりました。
奥に見える長いカウンターテーブルはスタディコーナー。
PCスペースと二人のお子様の勉強コーナーになる予定です。
テーブル上部と左にある収納はそれぞれ、IKEA(イケア)とdinos(ディノス)のもの。ダイニングと近い場所なので扉のある収納を組み込みました。
大型収納とホームシアターを実現
リビングの壁面いっぱいを天井までの大型収納にしています。
さらに、その大型収納の前にロールアップ式のスクリーンを設置し、ホームシアターを観るときだけ
引き出せるようにしました。小さいお子さんのいる家庭では大変喜ばれています
マンションの限られた空間と壁面を最大限に有効利用しました。
キッチン
動線と実生活を基準に配置
奥様が1番こだわられたキッチン
対面式で、かつ手元の洗い物などが隠れるつくりです。
ミーレの大容量65cm幅の食器洗い機も組み込んで、家事がとてもはかどるようになりました。
また収納は、生活を具体的に思い浮かべて位置を決めました。
使い始めてから初めて気づく、分別ゴミ箱の置き場所も最初から決めていますので、ジャマになりません。
収納は造りつけ家具とIKEYA(イケア)の家具をうまく合体させています。
(↑ 収納に注目、奥の窪みがゴミ箱置場)
子ども部屋
造りつけのベッドで空間を有効利用
高い位置に造りつけのベッドを配しました。
ベッド下の空間は勉強机や収納などを置いて、有効利用できます。
はしごでベッドに上るので、子ども憧れのロフト気分が味わえます。
床材はコルクタイル。
セラミックコルクなので、傷もつきにくく、衛生的。また生活音の響きも軽減されます。
最近はこのような色のものもあるんですよ。
リビングと子供部屋を仕切るのは引き戸。壁に引き込めるので、リビングと一体化させることもできます。
引き戸は部屋の雰囲気を壊さない白くペイントした木製枠にポリカーボネート板を入れ、プライバシーと採光を両立させました。
居室
多目的に使えるように工夫
2つの居室は床材を変えて雰囲気を変えました。
写真ではわかりませんが、2つの居室をつなぐ廊下を畳敷きにして、多目的に使えるようにしています。
玄関~廊下
古いマンション特有の暗くて狭い玄関。これを解決するために知恵をしぼりました。
廊下の幅を確保しつつ、玄関スペースを有効利用するため、壁を居室側へ少しバックさせました。
ほんの30センチほどですが、ずいぶん感じが変わっています。
玄関から廊下へと、イタリア製のタイルを敷き詰めて統一感と奥行きを出すことに成功。
また、玄関部分上部の壁にはガラスブロックを取り付け(写真ではまだ入っていませんが)
明るい玄関ができあがりました。
廊下には大容量壁面収納です。ここでもIKEA(イケア)での購入品を組み込みました。
半分は靴収納や季節モノの収納などに、半分はパントリー(食品庫)代わりに大活躍。
押入れと違い、目につく場所で奥行きの浅い収納なので、死蔵品や迷子のモノを生み出しません。
廊下には大容量の壁面収納
(←玄関からリビングを見る)
廊下には大容量壁面収納です。
ここでもIKEA(イケア)での購入品を組み込みました。
半分は靴収納や季節モノの収納などに、半分はパントリー(食品庫)代わりに大活躍。
押入れと違い、目につく場所で奥行きの浅い収納なので、死蔵品や迷子のモノを生み出しません。
(↓リビングから玄関を見る)